日本の検診受診率は、国際的に見ても低い値になっています。下記のグラフは、OECD(経済協力開発機構)加盟国30カ国の、乳がん検診と子宮がん検診の受診率を示しています。欧米では乳がん、子宮頸がん検診受診率が約70%以上を達成しているにもかかわらず、日本はその半分の値にとどまっています。

乳がん

表

※50~69歳の乳がん検診受診率を比較しています。

資料:OECD, OECD Health Data 2015, Nov 2015.

子宮頸がん

表

※20~69歳の子宮頸がん検診受診率を比較しています。

資料:OECD, OECD Health Data 2015, Nov 2015.

日本は、医療機関へのアクセスがよいため、日常の診療でがんが発見されるケースも少なくありません。

その影響を加味しても、国際的に見ると日本のがん検診受診率が低いことは一目瞭然です。

検診を受けて自分の身体と健康のこと、見つめ直してみませんか?