健康交差点No.19 エッセー 診察室から 前号 目次 次号
「まァいいかしら」でひと眠り
斉藤由貴(女優)

 偶然なのだが、今、救急救命センターに勤務する看護師のドラマを撮影中である。だからというわけでもないだろうが、健康と病気についてよく考えたりする。

 基本的に私はすこぶる健康で丈夫なタイプ、今も病院へ行くというと、歯医者か(これは自分の怠慢)子どもを連れて小児科へ、ぐらいのものである。――が、三十代も後半に差しかかり、このごろとみに“疲れ”を実感するようになってきた。ハードな撮影が連日続いたりすると、本当に身体にこたえるのだ。けれど、実は私は健康に細やかに気を配る、というのは苦手なタイプで、何か始めても長続きしないだろうことは目に見えている。だとしたら…?

 目下、私の出した結論は、無理せず眠る、ということである。帰ってきて家が散らかっていても、食事を作らなきゃと思っても、疲れていたら堂々と手抜きをして、楽な気持ちでゆったり休んでしまう(状況もあるだろうが)。ともかく、自分の身体である。無理せず自分から、大切にしてあげたい。

診察室から 1日1万人がたばこで死亡
 たばこは、肺がんや心臓病などを引き起こすことはよく知られています。ところが日本の国民1人当たりのたばこ消費量は先進国のなかでも最高水準にあるのです。

 現在、日本におけるたばこが原因とされる死亡数は年間10万人に上ります。まさに百害あって一利なし。健康を考えるなら今すぐたばこを止めましょう。

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