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平成30年(2018年)4月20日(金) / 「日医君」だより

茨城県医師会など四師会が県と国体連携協定を締結

 茨城県医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会の四師会は、19日、平成31年に開催される茨城国体、障害者スポーツ大会に向けて、同国体等実行委員会(会長 大井川茨城県知事)と相互の連携協力に関する包括協定の締結式を行った。

 協定の内容は、茨城国体等における医療救護対策等に万全を期すとともに、スポーツを通した県民の健康づくりを推進することを狙いとしている。締結式には、大井川茨城県知事と諸岡県医師会長はじめ四師会の各会長が出席し、協定書に調印した後、知事及び四師会各会長からそれぞれ協定の意義、今後の取組みなどが述べられた。

 国体の開催に当たっては、式典や競技中の救護本部や救護所など医療救護体制を講じることが必要となるが、この体制づくりを四師会の連携のもとで、県と一丸となって実効的に進めることとしている。

 また、選手や県民を対象に、スポーツ外傷対策、アンチドーピング対策などの普及啓発活動を行う。

 茨城県医師会や歯科医師会、薬剤師会、看護協会の四師会はこれまでも連携協力の取組みを進めてきており、26年3月には、四師会で災害時の連携協力協定を締結し、JMAT活動や訓練などを行っている。

 四師会が都道府県と国体開催の連携協力に関し協定を結ぶのは全国でも初めての取組みであり、関係者から大きな期待が寄せられている。

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