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平成30年(2018年)11月20日(火) / プレスリリース

2020年東京オリンピック マラソン競技のスタート時刻1時間半繰り上げに関する要望(11月20日)

 横倉義武会長は11月20日、尾﨑治夫東京都医師会長、長島公之常任理事らと共に内閣府を訪問し、櫻田義孝東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣に、「2020年東京オリンピックマラソン競技のスタート時刻1時間半繰り上げに関する要望」を提出しました。

日医発第864号(健Ⅰ126)
東都医発第2082号
平成30年11月20日

東京オリンピック競技大会・
東京パラリンピック競技大会担当大臣
櫻 田 義 孝 先生
公益社団法人 日本医師会長        
横 倉 義 武

公益社団法人 東京都医師会長        
尾 﨑 治 夫

2020年東京オリンピック
マラソン競技のスタート時刻1時間半繰り上げに関する要望


 貴職におかれましては、平素より医師会活動にご理解、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会」第32回オリンピック競技大会(2020/東京)に向け、いろいろとご尽力されていることに敬意を表します。

 私ども(公社)日本医師会ならびに(公社)東京都医師会は、医療を専門とする立場から、平成28年11月14日に「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会熱中症等対策に関する要望について」を提出いたしました。

 その後、マラソン競技のスタート時刻が比較的早い7時と決まりましたが、7時スタートでは熱中症リスクが極めて高いとみられる10時頃まで競技が続くこととなるため、対策として十分とは言えません。選手のみならず、関係者や観客が熱中症になる危険性が高くなれば、救急出動が増加することで医療機関や一般の患者にも影響が及ぶこととなり、多大な危惧の念を抱いております。

 選手・関係者や観客の熱中症のリスクを軽減するために、マラソン競技のスタート時刻を1時間半繰り上げていただくよう要望いたします。

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