乳がん検診 乳がんの原因

乳がんのリスク要因としては、まだはっきりとしたことは分かっていませんが、その中でもいくつかの要因が考えられています。

乳がんのおもなリスク要因

・初経年齢が早い
・閉経年齢が遅い
・出産歴がない
・初産年齢が遅い
・授乳歴がない

・閉経後の肥満
・飲酒習慣
・一親等の乳がんの家族歴
・良性乳腺疾患の既往歴

乳がんの発生、増殖には、性ホルモンであるエストロゲンが重要な働きをしています。
上記のリスク要因の中には、体内のエストロゲンレベルに影響を与えるようなものがほとんどです。

9人にひとりが乳がんにかかる1)とされていて、日本人の女性が最もかかりやすいがんです。

一方で死亡数は第4位2)を示しており、乳がんは、早期に発見すれば比較的治りやすいがんと言えます。

検診を受けて、早期の状態でがんを発見することが大切です。2年に1回3)の検診を心がけてください。

1)国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録), 2025
2)国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計), 2025
3)がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和6年2月14日一部改正)