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令和2年(2020年)12月20日(日) / 日医ニュース

女性医師支援センターから 女性医師バンク

 女性医師バンクでは、令和2年6月にドクターバンク事業の今後の拡大及び事業改善を目的としたアンケート調査を求人施設(医療機関)に実施しました。本紙10月20日号にてアンケート結果をご紹介いたしましたが、今号ではアンケートで医療機関から寄せられた声をご報告いたします。

問4.民間の斡旋会社と女性医師バンクを比較した印象をお聞かせ下さい。

【女性医師バンクの良いと思う点】
●紹介手数料がかからない

  • 紹介数が増えれば費用面から考えて圧倒的に良いと思う。
  • 女性医師バンクは登録医師及び紹介先の医療機関双方の利益を考えて頂いている。

●民間より質の良いドクターが多いイメージ

  • 斡旋会社に比べ、良い医師をご紹介頂けることが多く、誠実な医師が多い印象。
  • 応募される先生の働き方が明確であり、育児から手が離れて、再度、医師として勤務を開始したいというモチベーションもあり人材が安定している。

●コーディネーターの対応が良い

  • 丁寧です。とりあえず、どこかに決めれば良い的な斡旋会社とは雲泥の差。
  • 女性医師バンクは不要な営業活動がないため、安心できる。

【民間の斡旋会社の良いと思う点】
●紹介数が多い

  • 登録件数が違うからなのか、紹介して頂く件数が多い。
  • 商売なので積極的にアプローチしてくる印象。

●紹介までのスピードが速い

  • 迅速に紹介者を探してくれる。
  • お金がかかりますがその分、動きが速いです。

●求職者情報の発信が多い

  • 転職医師の診療科目や希望勤務地などを定期的に発信されている。
  • 民間病院はこちらからの働き掛けがなくても随時情報収集しており、積極的な広報に至るまでに候補者の提案があることが多い。

問5.ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。

  • 本当に医師を必要としている医療機関に紹介頂ける事業の必要度は極めて大です。
  • 特に地方の民間医療機関での医師不足は深刻です。女性医師はもとより幅広く医師と医療機関のマッチングができ、採用に結びつくような新たなシステムの構築を期待しています。
  • これまで何度か募集させて頂きましたが、一件も応募・問い合わせがありませんでした。恐らく登録医師が少な過ぎるからだと思います。今後人材を充実させ、民間斡旋業者を駆逐するほどメジャーな存在になって頂くことを強く強く期待しております。
  • 医療体制の構築は、長期的な視点に立った運営が必要であり、地域における医師配分などを考慮して行う必要がある。公的機関で行うことが望ましい。
  • 多くの医師の応募状況をリアルタイムに知りたい。さまざまなクオリティーの紹介会社やエージェントがいるが、女性医師バンクの方は皆丁寧に仕事をされている印象があります。紹介頂く件数は決して多くありませんが、信頼しています。

201220f.jpg女性医師バンクではアンケート結果を基に、更に利便性の高い事業となるよう今後も努めて参ります。

医師の求人・求職は日本医師会女性医師バンク https://www.jmawdbk.med.or.jp/

登録件数
求職者数1,754人(累計)、求人施設数5,976施設(累計)、就業決定及び再研修紹介1,480件(累計)(令和2年11月30日現在)

問い合わせ先

女性医師支援センター(女性医師バンク) TEL:03-3942-6512 E-mail:info-bank@jmawdbk.med.or.jp

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