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令和3年(2021年)9月20日(月) / 「日医君」だより / プレスリリース / 日医ニュース

今シーズンの季節性インフルエンザワクチンの供給について

日本医師会定例記者会見 8月25日・9月1日

今シーズンの季節性インフルエンザワクチンの供給について

今シーズンの季節性インフルエンザワクチンの供給について

 釜萢敏常任理事は、今シーズンの季節性インフルエンザワクチンの供給等について説明を行った。
 同常任理事は、まず、9月1日に開催された「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会」において公表された、2021~2022シーズンにおけるインフルエンザワクチンの供給量に関する見通しについて説明。今年度の供給量が、多い場合で2792万本、少ない場合で2567万本と見込まれていることについて、「過去の実績から特段に落ちているわけではないものの、供給量及び使用量が非常に多かった昨年とは違うということはお伝えしなければならない」と述べた。
 また、供給の具体的なスケジュールに関して、昨年と比べると接種が開始される10月の供給量が限られている中、例年早く打ちたいという人に加え、今般の新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、接種の希望が最初の段階で大幅に増えると考えられることから、「(希望者や医療機関への)供給量についての情報提供が極めて重要になってくる」と強調。「各医療機関はしっかりと自院に供給される供給量を把握し、それを踏まえた予約の受け付けを行って欲しい」とした。
 その他、新型コロナウイルスワクチンと季節性インフルエンザワクチンの接種に関する現在の考え方も解説。
 これから両ワクチンを接種する人の場合、現時点でわが国では新型コロナウイルスワクチン接種の前後2週間は他のワクチンを接種しないこととされているとして、定められた接種間隔に沿った対応を求めた。

◆会見動画はこちらから(公益社団法人 日本医師会公式YouTubeチャンネル)

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