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令和4年(2022年)4月26日(火) / 「日医君」だより

全国初の「日本医師会Web研修システム」を用いた産業医研修会を開催

 令和4年度第1回埼玉県医師会産業医研修会が4月21日、埼玉県医師会館から「日本医師会Web研修システム」を用いて開催された。「日本医師会認定産業医に係る研修会」として同システムを用いることは全国で初の試みとなった。

 「日本医師会認定産業医に係る研修会」は従来、集合形式の研修会において、本人確認を始めとする厳格な受講管理を行った上で実施していたが、本年3月に同システムに本人確認のための顔認証機能が搭載されたことにより、更新必要単位の一部取得(5単位まで)が可能となっている。

 当日は、(1)「嘱託産業医の総括とスキルアップ」(関谷栄埼玉県産業保健委員会副委員長)、(2)「医師の働き方改革を進める上で産業医が知っておきたい労働法制」(松本吉郎常任理事)―の2題の講演が行われた。

 現地で講演を行った松本常任理事は、(1)医師の働き方改を進める基本認識、(2)労働基準法の概要、(3)労働安全衛生法の概要、(4)労災認定基準、(5)医療法等の一部を改正する法律、(6)面接指導を行う上での留意点、(7)まとめ―について解説を行った。

 参加者は198名であった。

※「日本医師会Web研修システム」について
 「日本医師会Web研修システム」につきましては、まずは同システムを実際に体験してもらいたいという考えの下、令和5年3月31日までに開催される研修会について、Web配信使用料を「無料」としています。ぜひ、ご活用ください。

 詳細は日本医師会ホームページに掲載していますのでご参照ください。
 (https://www.med.or.jp/doctor/seminar/010513.html)

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