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令和7年(2025年)6月2日(月) / 「日医君」だより

能登半島地震での検視活動への日本医師会の協力に対して石川県警察本部から感謝状

 松本吉郎会長は5月27日、細川秀一・佐原博之両常任理事の同席の下、日本医師会館を訪れた石川県警察本部の久田悦弘刑事部長と肥田貴文検視官と面談。令和6年能登半島地震における警察活動の重要性に深い理解を示し、犠牲者の検視立会い協力など捜査活動に多大なる支援を行ったとして、石川県警察本部長名による感謝状を授与された。

 昨年1月に発生した能登半島地震の際に日本医師会では、日本法医学会及び関連学会等との緊密な連携により、いち早く「JMAT日本医師会・日本法医学会検案チーム」を組織し、被災地での検視立会い協力への支援を実施。現地では、発災直後から延べ19名の法医学者を中心に地元の警察医等も加わり、過酷な環境のもと犠牲者の検視立会い及び検案に協力した。

 感謝状を受け取った松本会長は今回の能登半島地震での被災地支援に対する協力に感謝の意を示した上で、県警に今後の地元医師会の活動に対する協力を要請。検案担当の細川常任理事は検視立会い・検案に従事する医師を地域で安定的に確保するための取り組みの重要性などを説明し、今後より一層の医師会と警察との連携強化の重要性などについて意見交換をおこなった。

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