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平成30年(2018年)12月20日(木) / 日医ニュース

台湾医師節慶祝大会に出席

左2人目から 台湾医師会呉顧問、蔡総統、台湾医師会邱会長と

左2人目から 台湾医師会呉顧問、蔡総統、台湾医師会邱会長と

 11月12日の「医師の日」に台北市で開催された「第71回台湾医師節慶祝大会」に、台湾医師会の邱泰源会長から、横倉義武会長が日医会長及び世界医師会(WMA)前会長として招待を受け、道永麻里常任理事が代理出席した。
 「医師の日」は、政治家、革命家、医師であり、台湾において国父と呼ばれる孫文の誕生日を記念して制定されているものである。
 式典には台湾全土から約200名が参加し、邱会長、蔡英文総統、陳時中衛生福利部大臣、張博雅監察院院長、立法委員らがあいさつを行った。
 道永常任理事は、海外来賓として紹介され、会長の祝辞を代読した。その中では、昨年10月のWMAシカゴ総会から1年間、横倉会長がWMA会長としてユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の推進に重点を置いて活動してきたこと、本年10月のレイキャビク総会でWMA会長としての務めを終え、前会長となったことを報告した。
 また、WMA会長としての最初の仕事が昨年10月に台北で開催された「2017グローバルヘルスフォーラム台湾」への参加であったこと、本年5月にジュネーブで「UHCに関する国際シンポジウム」を台湾医師会とWMAで共催したこと、更に本年2月に50名を超える台湾医師会介護保険視察団が日医に来館したことに触れ、台湾医師会と日医、WMAとの協力関係を強調した。
 大会では、70年以上にわたる医の実践を称して医師10名が表彰され、蔡総統から記念の盾が贈られた他、医療模範賞、永年勤続表彰等の授与式が行われた。
 また、その後の夕食会では、医師でもある柯文哲台北市長が祝辞を述べた。
 その他、道永常任理事は、滞在中、台湾医師会の邱会長、呉運東顧問、王必勝秘書長の他、日本と縁のある医師らと懇談を行った。

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