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令和4年(2022年)9月20日(火) / 日医ニュース

松野官房長官、西村経産大臣と相次いで会談

松野官房長官、西村経産大臣と相次いで会談

松野官房長官、西村経産大臣と相次いで会談

 松本吉郎会長は、茂松茂人・角田徹・猪口雄二各副会長、釜萢敏常任理事と共に、8月25日に総理官邸を、30日には経済産業省をそれぞれ訪問し、松野博一内閣官房長官、西村康稔経済産業大臣と相次いで会談を行った。
 会談の中で松野長官は、新型コロナウイルス感染症の感染状況について、都市部では落ち着いてきているのに対し、地方では高止まりが続いていることを懸念。これに対し松本会長は、感染者が増えることにより重症者数・死亡者数も増えてくるとして、危機感を共有した。
 更に、松本会長は、発熱外来の拡充のため、一層の協力・連携を都道府県医師会に求めていることを説明し、一刻も早い感染の収束に向けて、今後も政府と日本医師会が協力して取り組みを進めていくことを確認した。

220920e2.jpg 西村経産大臣との会談では、松本会長がいまだに高い効果が期待できる治療薬が登場していない現状を憂慮。BA.5の流行により感染者数が大幅に増加し、高齢者を中心に死亡者数も増加している状況もあることから、国民を安心させるためにも一刻も早い治療薬の開発が待たれるとの認識が両者より示された。
 その他、南半球でインフルエンザが流行したことを踏まえ、インフルエンザに関してもワクチン接種を推進していく必要があるとの認識で両者は一致。また、手足口病が流行していること、夏休みの間に、子どもの新型コロナワクチン接種が思ったほど進んでいないことを踏まえ、学校が再開された場合に感染者が増える恐れがあるとし、引き続き政府と日本医師会とが連携を取りつつ、対応していくことを確認した。
 なお、松野長官、西村経産大臣からは、新型コロナウイルスのワクチン接種の推進や感染症対応を始めとする医療提供体制の確保等、日頃の医師会の貢献に対して謝意が述べられた。

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