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令和7年(2025年)10月20日(月) / 日医ニュース

副会長に福田熊本県医会長を選任・選定、理事に蓮澤福岡県医会長を選任

副会長に福田熊本県医会長を選任・選定、理事に蓮澤福岡県医会長を選任

副会長に福田熊本県医会長を選任・選定、理事に蓮澤福岡県医会長を選任

 第160回日本医師会臨時代議員会が10月4日、定数380名の代議員のうち366名の出席の下、WEB形式で開催され、副会長に福田稠熊本県医師会長を選任・選定した他、理事に蓮澤浩明福岡県医師会長を選任した。両名共に、任期は本年10月4日から令和7年度に関する定例代議員会終結の時までとなる。
 今回の臨時代議員会は、釜萢敏副会長並びに福田稠理事より、10月3日付での辞任届が提出されたことを受けて、開催されたものである。
 辞任届が提出された後、日本医師会では9月1日に「日本医師会副会長の補欠選任・選定及び理事の選任に関する公示」を行い、立候補者を公募。9月13日午後5時をもって締め切り、副会長(定数1)には福田熊本県医会長から、理事(定数1)には蓮澤福岡県医会長から立候補届出が出されていた。
 当日は柵木充明日本医師会代議員会議長の開会宣言に引き続き、佐藤和宏日本医師会代議員会副議長があいさつ。その後、議席の指定、定足数の確認がなされた後、松本吉郎会長からあいさつが行われた。
 松本会長は、先の参議院議員選挙において釜萢副会長を国政に送り出すことができたことに対して感謝の意を表明。その上で、(1)釜萢副会長には今後、国政の場において、議員活動に専念してもらうため、その後任となる副会長を選任・選定してもらうことになった、(2)副会長の補選実施に当たり、福田理事から辞任届が提出されたことから、その後任を併せて選任してもらうことになった―ことを説明。代議員に対して、慎重な審議を求めた。
 その後は、「第1号議案 日本医師会副会長補欠選任・選定の件」「第2号議案 日本医師会理事選任の件」が一括上程され、松本会長が提案理由を説明。両案はいずれも過半数を超える代議員の賛成を得て承認され、福田熊本県医会長が副会長候補者たる理事として選任されるとともに副会長として選定され、蓮澤福岡県医会長が理事として選任されることになった。
 続いて、新役員の紹介が行われ、最後に松本会長が慎重な審議の上、承認されたことに感謝の意を示した上で、今後も執行部一丸となって会務運営に努めていく考えを示し、臨時代議員会は終了となった。
 引き続き、第7回理事会が行われ、協議事項として提出されていた「役員順位の件」並びに「日本医師会執行部職務分担の件」が提案どおり、承認された。
 なお、福田副会長は釜萢前副会長の職務をそのまま引き継ぐこととなり、具体的には、医療政策、医療保険、税制、医療機関経営、勤務医、病院、会員福祉、医師国保、在宅医療、図書館、医療関係職種、小児在宅ケア、生命倫理、精度管理、感染症危機管理対策・予防接種、周産期、乳幼児保健を担当することになった。

副会長

251020b2.jpg 福田 稠(ふくだ しげる)79歳・熊本
熊本県出身、久留米大卒、熊本市医副会長・会長を経て、平成22年より熊本県医会長。平成24年より1期、平成28年より1期、日医理事を務めた後、令和6年より三度目の日医理事を務めていた。産婦人科

理事

251020b3.jpg 蓮澤 浩明(はすざわ ひろあき)77歳・福岡
福岡県出身、久留米大卒、大牟田医会長、福岡県医副会長を経て、令和4年より福岡県医会長。精神神経科

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