1 かまやち前副会長が参院選にて社会保障関係トップで初当選を果たす
第27回参議院議員通常選挙の投開票が昨年7月20日に行われ、日本医師会の政治団体である日本医師連盟(日医連)の組織内候補として自由民主党の公認を受け、比例区(全国区)に立候補していた、かまやち敏前副会長が厳しい選挙戦を勝ち抜き、17万を超える票を獲得して、社会保障関係ではトップで初当選を果たした。
2 各地の医師会の協力の下、政府与党始め関係者の支援により、令和7年度補正予算で医療分だけで1兆円を超える予算を、令和8年度診療報酬改定で本体プラス3.09%の改定率を獲得
松本吉郎会長を中心に執行部が一丸となり、各地の医師会と共に、政府与党を始め多くの関係者に対して、医療機関の窮状と支援の必要性を訴えてきた結果、令和7年度補正予算においては厚生労働省関係のうち医療分だけで1兆円超の予算を獲得。また、昨年末に決定した令和8年度診療報酬改定では本体プラス3.09%の改定率を勝ち取った。
3 国民医療を守る総決起大会を開催し、地域の医療・介護の崩壊を防ぐため、補正予算、診療報酬改定での対応を求める決議を採択
国民医療を守るための総決起大会を、日本医師会館大講堂及びサテライト会場合わせて約1万人の参加の下、昨年11月20日に開催。厳しい経営状況を強いられている医療機関・介護事業所等を救うため、補正予算並びに診療報酬改定での対応を求める決議を満場の拍手をもって採択した。
4 松本会長が定例記者会見でインフレ下での改定2年目における賃金・物価の上昇に適切に対応するための具体案を提示
松本会長は昨年10月1日の定例記者会見で、賃上げや物価高騰が続く中での診療報酬改定については、1年目に2年目の賃金・物価の半分を上乗せする、あるいは2年目の分を2年目に確実に上乗せするといった新たな仕組みの導入が必要だとして、2つの案を提示し、その内容を説明した。
5 「医師偏在是正に向けた広域マッチング事業」を受託し、女性医師バンク等の機能を拡充
「医師偏在是正に向けた広域マッチング事業」の事業実施者として、日本医師会が選定されたことを受けて、昨年11月より日本医師会女性医師支援センターを「日本医師会ドクターサポートセンター」に、日本医師会女性医師バンクを「日本医師会ドクターバンク」に改称し、全ての医師を対象にした事業としてリニューアルした。
6 「かかりつけ医機能報告制度にかかる研修」を開始
昨年4月から「かかりつけ医機能報告制度」が施行され、医療機関はかかりつけ医機能に関する研修の修了者の有無などを報告することとなったことを受けて、この研修の対象となるべく、同月から「かかりつけ医機能報告制度にかかる研修」を開始。日本医師会ホームページに特設サイトを開設した。
7 日本医師会の会員数(令和7年12月1日現在)過去最高を更新
日本医師会は昨年12月16日に開催した第10回理事会で令和7年12月1日現在の会員数を報告。前年に比べて1,210人増加し、178,593人となり過去最高を更新した。
8 有料職業紹介事業に関する問題解決のため、病院団体とワーキンググループを設置
長年の懸案となっている紹介手数料の高騰、短期離職などの「有料職業紹介事業」の問題の解決を図るため、病院団体と共に「日本医師会・四病院団体協議会懇談会ワーキンググループ」を設置し、昨年9月24日に初会合を行った。
年度内には何らかの方向性を示す予定としている。
9 「防災功労者内閣総理大臣表彰」を受賞
令和6年1月に起きた能登半島地震で災害支援活動として展開した日本医師会災害医療チーム(JMAT)の派遣などが評価され、「令和7年防災功労者内閣総理大臣表彰」を受賞した。
10 地域ブロック推薦の若手医師4名を初めて世界医師会に派遣
若手医師の医師会活動への参画支援の一環として、全国のより多くの若手会員に各国の医師との交流の機会を提供することを目的として、都道府県医師会の協力の下、世界医師会が理事会・総会に併せて開催している若手医師の会議に、初めて2つの地域ブロックより2名ずつ推薦された若手会員を派遣した。



