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令和8年(2026年)8月20日(木) / 日医ニュース

多くの参会者が第3次松本執行部の門出を祝う

多くの参会者が第3次松本執行部の門出を祝う

多くの参会者が第3次松本執行部の門出を祝う

 日本医師会役員就任披露パーティーが7月28日、都内のホテルで開催され、第162回日本医師会定例代議員会で選任・選定された第3次松本執行部が披露された。
 当日は、パーティー開始直前に令和8年熊本地震が発生したことから、高市早苗内閣総理大臣を始めとする現役閣僚はその対応のため欠席となったが、新執行部は与野党の国会議員を始め約600名の出席者より祝福と激励を受けた。

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 新役員一同は午後5時、盛大な拍手に迎えられて登壇。茂松茂人副会長が、「午後4時27分に熊本で震度7の地震が起きた。まだ詳細な状況は分からないが、お見舞いを申し上げたい」とした上で、無投票で松本執行部が3期目を迎えたことに謝意を示し、開会を宣言した。
 冒頭、あいさつに立った松本吉郎会長は被災地の様子を気遣いつつ、「高市総理より、出席がかなわなくなったと、先ほど個人的にも連絡をもらった」と報告。3期目に当たっては、「光栄であると同時に身の引き締まる思い」として、この厳しい医療情勢の中、役員一同で力を合わせていくとした。
 その上で松本会長は、「各地の医師は全力で患者さんの診療に当たっているが、一人の医師、一つの医療機関だけでは地域医療を支えられない」と述べ、地域の医師が連携する基盤となる地域医師会の重要性を強調。その地域医師会を支援するのが日本医師会の役割であるとして、医療制度の充実や政策提言に取り組んでいく姿勢を示した。
 続いて、来賓から祝辞が述べられた。
 メッセージを寄せた高市総理は、政府として、効率的で質の高い医療提供体制への改革に取り組んできたとするとともに、物価高騰や賃上げにより、厳しい状況に直面する医療機関を支援するため、令和7年度補正予算では医療分で1兆円を超える「医療・介護等支援パッケージ」を盛り込み、令和8年度診療報酬改定では、30年ぶりに3%を上回る改定率としたことを強調。今後も、地域で必要な医療提供体制の確保に注力していくとして、理解と協力を求めた。

260820b3.jpg 続いて、鈴木俊一自由民主党幹事長が登壇。「大切なことは医療供給体制を維持することだが、医療機関が物価高騰と賃金上昇により厳しい経営状況にあることは自民党としても把握している」と述べるとともに、安定した医療供給体制あってこその国民皆保険制度だとして、インフレ下において医療機関を守っていくとの姿勢を示した。
 また、先般閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2026(骨太の方針2026)」において、物価高騰や賃金上昇を医療分野にも反映させる趣旨が明記されたことに言及し、実現に向けて尽力するとした。

260820b4.jpg 田村憲久自民党政調会長代行/社会保障制度調査会長は、「昨年末の『国民医療を守るための総決起大会』で皆さんが気勢を上げられ、若干診療報酬は引き上げられたが、まだ厳しい医療機関があるのが現状だ」として、与党の協議においても良い形になるよう努めていく姿勢を強調。物価高騰や賃金上昇が反映され、医療の技術進化・進展にも対応できるよう、財源の在り方にも知恵を絞っていきたいとした。

260820b5.jpg 加藤勝信自民党政治制度改革本部長は、特に地方においては深刻な人口減少が進む中、どのように医療を守るかが大きな課題だとし、「インフレの時代において、デフレから頭を切り替えて対応しなくてはいけない」と指摘。新たなビジョンをもって歩んでいくよう松本執行部に期待を寄せ、それを支えていくとの姿勢を示した。

 門脇孝日本医学会長は、「日本医師会と日本医学会は、国民医療を支える『車の両輪』として歩んできたが、第3次松本執行部の下で一層連携を深め、国民からより信頼される医療体制の構築に貢献したい」と意気込みを語った。
 その後、久米川啓日本医師会代議員会議長/香川県医師会長の音頭により乾杯が行われ、会場では、第3次松本執行部への激励の言葉が飛び交った。
 この他、石破茂前内閣総理大臣、西村康稔自民党選挙対策委員長、玉木雄一郎国民民主党代表、竹谷とし子公明党代表などが訪れ、新執行部誕生に対する祝辞を述べた。
 午後6時30分、池端幸彦副会長が、「医療は国民の生活を守り、地域を守る大切な社会基盤の一つ。本日いただいた激励の言葉を力に変え、未来の医療のために邁進(まいしん)していきたい」と謝辞を述べ、パーティーは終了となった。

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