日本医師会とドクタラーゼについて
このページでは、日本医師会とドクタラーゼについてご紹介します。
▶日本医師会について
日本医師会は、47都道府県医師会の会員をもって組織する学術団体です。「医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図り、社会福祉の増進に貢献すること」を目的に、医師の生涯研修に関する事項、地域医療の推進発展に関する事項、保険医療の充実に関する事項など、様々な活動・提言を行っています。
例えば日本医師会は、国民の健康を守るために、国の医療政策に対する提言などを行っています。また、医療の発展のための学術研究や、医療安全の推進、高齢社会における医療・保健・福祉の推進、国際協力などにも関わっています。医学生の皆さんに身近なところでは、これからの医療を担う人材を育てるための医学教育や、医師国家試験の仕組みづくりにも携わっています。また、医師の働き方改革や、ワーク・ライフ・バランスに配慮した勤務環境整備にも取り組んでいます。
そもそも医師会活動の基本には、「国民が健康に暮らし、必要な時には安価で質の高い医療を提供する体制を作る」という理念があります。そのため医師会は、市区町村単位で活動する郡市区等医師会、都道府県単位で活動する都道府県医師会、そして日本医師会という三層構造によって、この体制を支えています。地域の方々の最も身近なところで活動している郡市区等医師会は、休日・夜間の診療を交代で担当する、ワクチンの配分調整を行う、児童生徒の健康を守る学校医をあっせんするといった様々な活動によって、住民の健康を支えています。
日本医師会には、医師免許を持っていれば誰でも入会できます。会員の約半数は病院の勤務医であり、研究者なども入会しています。
また、近年では臨床研修医の会員も増えています。2015年度からは臨床研修医の年会費が無料化されるなど、広く門戸を開いています。若い世代の意見を取り入れる土壌が整ってきていますので、皆さんも医師になった際には、ぜひ医師会活動に参加してください。
医学生の皆さんに向けては、都道府県医師会がセミナーや交流会を行っています。日本医師会も年1回、医学生と役員の交流会を開催しています。興味のある方は、各都道府県医師会のホームページ等をチェックしてみてください。
▶ドクタラーゼについて
ドクタラーゼは、日本医師会が年に4回(1月・4月・7月・10月下旬)発行しているフリーペーパーです。医学生の皆さんが、大学の授業とは違った視点から医療について考えるきっかけになるよう、医療に関する幅広いテーマを取り上げています。また、様々な医師会活動についても紹介しています。
医学生参加企画もありますので、ぜひご参加ください。
▶過去の特集テーマ
No.1 | 臨床研修制度を考える | No.13 | 地域包括ケアシステム |
No.2 | 医療保険のしくみ | No.14 | 医師と情報 |
No.3 | 医師の「キャリア」を考える | No.15 | 認知症があたりまえの時代 |
No.4 | 地域の救急医療を支えるしくみ | No.16 | 医の倫理 |
No.5 | 男女がともに医師として働き続けるために | No.17 | 臨床研修の実際 |
No.6 | 医師会のリアル | No.18 | 患者と医師の関係を考える |
No.7 | 在宅医療 | No.19 | 保健の視点 |
No.8 | チーム医療への誘い | No.20 | 新たな専門医の仕組み 前編 |
No.9 | 医師の勤務環境 | No.21 | 新たな専門医の仕組み 後編 |
No.10 | 留学 | No.22 | 看取りのあり方 |
No.11 | 緩和の視点 | No.23 | 医学教育への学生の参画 |
No.12 | 医師国家試験を再考せよ。 | No.24 | 学校保健 |
男女がともに医師として働き続けるために
第5号(2013年4月発行)
[内容]ライフイベントと仕事・家庭の両立/出産・育児後のキャリアチャート/キャリア・家庭についての医学生の意識をデータでみる/日本医師会女性医師支援センターの取り組み 等
留学
医学生よ、大海を知れ。
第10号(2014年7月発行)
[内容]臨床×カナダ/研究×USA/MPH(Master of Public Health)取得×タイ/MBA(Master of Business Administration)取得×USA/黒川清先生インタビュー 等
新たな専門医の仕組み
前編・第20号(2017年1月発行)
後編・第21号 (2017年4月発行)
[内容]【20号】 専門医になるまでの医師のキャリアのロードマップ/今までの専門医制度と何が変わるのですか?/【21号】先輩インタビュー/医師のキャリアを考える~専門医とライフイベントに着目して~ 等
学校保健
医師は学校で何ができるか
第24号(2018年1月発行)
[内容]学校保健の全体像/case study①学校に出向いて見守る学校医/case study②地域と密接に関わる学校医/学校保健において医師ができること/学校保健に関わるにはどうしたらいいの? 等
▶医学生参加企画
チャンス!
「医師への軌跡」
医師の大先輩である大学教員の先生に、医学生がインタビュー!先生が学生時代・研修医時代に何を学び、体験し、感じてきたのか、それらの経験がいまにどうつながっているのか…等、貴重なお話を伺います。
ことも?!
「同世代のリアリティー」
他職種・他業種の社会人と医学生の座談会企画です。様々な職種の同世代の社会人と医学生が語り合います。
[これまでのテーマ例]
臨床心理士・TV番組制作のお仕事・MRと医師の関係等
「FACE to FACE」
医学生団体の立ち上げ・運営や研究等、様々な学外活動で活躍する医学生に、同じ医学生がインタビュー。医学生団体の立ち上げの苦労話や、今後取り組んでいきたいと思っていることなどを、医学生の目線から描き出します。
DOCTOR-ASE よくあるご質問 Q&A
Q ドクタラーゼのバックナンバーを読みたい!
ドクタラーゼのバックナンバーは、すべてドクタラーゼWEB上で公開されています。また、日本医師会の電子書籍サービス「日医Lib」でもバックナンバーをご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
【ドクタラーゼ】
WEB:http://www.med.or.jp/doctor-ase/common/backnumber.html
【日医Lib】
Q ドクタラーゼの企画に参加してみたい!
現在、募集は中止しております。
Q 「医学生の交流ひろば」にイベント情報・団体紹介を載せたい!
現在、募集は中止しております。
- No.44 2023.01
- No.43 2022.10
- No.42 2022.07
- No.41 2022.04
- No.40 2022.01
- No.39 2021.10
- No.38 2021.07
- No.37 2021.04
- No.36 2021.01
- No.35 2020.10
- No.34 2020.07
- No.33 2020.04
- No.32 2020.01
- No.31 2019.10
- No.30 2019.07
- No.29 2019.04
- No.28 2019.01
- No.27 2018.10
- No.26 2018.07
- No.25 2018.04
- No.24 2018.01
- No.23 2017.10
- No.22 2017.07
- No.21 2017.04
- No.20 2017.01
- No.19 2016.10
- No.18 2016.07
- No.17 2016.04
- No.16 2016.01
- No.15 2015.10
- No.14 2015.07
- No.13 2015.04
- No.12 2015.01
- No.11 2014.10
- No.10 2014.07
- No.9 2014.04
- No.8 2014.01
- No.7 2013.10
- No.6 2013.07
- No.5 2013.04
- No.4 2013.01
- No.3 2012.10
- No.2 2012.07
- No.1 2012.04
- 医師への軌跡:淺村 尚生先生
- Information:Spring, 2018
- 特集:医師と研究
- 特集:基礎研究に携わる医師 鈴木 一博先生(大阪大学免疫学フロンティア研究センター 免疫応答ダイナミクス研究室)
- 特集:臨床研究に携わる医師 田中 里佳先生(順天堂大学医学部 形成外科学講座)
- 特集:臨床研究に携わる医師 田代 泰隆先生(九州労災病院 整形外科・スポーツ整形外科)
- 特集:社会医学研究に携わる医師 辻 真弓先生(産業医科大学医学部 産業衛生学講座)
- 特集:日本医学会会長に聴く 門田 守人先生(日本医学会 会長)
- 「食べる」×「健康」を考える③
- 同世代のリアリティー:薬剤師 編
- チーム医療のパートナー:看護師(緩和ケア・急性期)
- 地域医療ルポ:香川県木田郡三木町|松原病院 松原 奎一先生
- レジデントロード:麻酔科 長谷川 源先生
- レジデントロード:救急科 太田 美穂先生
- 医学教育の展望:医療におけるコミュニケーション教育
- 医師の働き方を考える:産業医として、子育て中の医師として、 日本社会の働き方改革に貢献したい
- 日本医科学生総合体育大会:東医体/西医体
- グローバルに活躍する若手医師たち:日本医師会の若手医師支援
- 日本医師会の取り組み:受動喫煙の防止
- 地域医療の現場で働く医師たち 第6回「日本医師会 赤ひげ大賞」表彰式開催
- 医学生の交流ひろば:1
- 医学生の交流ひろば:2
- 医学生の交流ひろば:3
- 日本医師会とドクタラーゼについて
- FACE to FACE:鈴木 あみ×西原 麻里子