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平成28年(2016年)10月5日(水) / 日医ニュース

台風10号で甚大な被害を受けた岩手県へのJMAT派遣を決定

 日医は9月13日に開催された平成28年度第17回常任理事会において、台風10号の影響で大きな被害を受けた岩手県に対して、日本医師会災害医療チーム(JMAT)を派遣することを決定した。
 8月30日から31日にかけて日本列島に接近した台風10号により、岩手県内では久慈・宮古両医師会管内を中心に複数の医療機関が床上浸水等の甚大な被害を受けた。
 特に岩泉町では、現在も多くの町民が避難所生活を強いられており、道路の崩壊により、医療機関を受診することができないだけでなく、薬の入手が困難な状況となっている。
 今回のJMATの派遣は、これらの状況を踏まえた岩手県医師会からの要請に基づいたものであるが、岩手県以外の都道府県医師会に派遣要請は行わず、県内のチームがJMATのスキームにより医療支援を行うことにしている。

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