Cytokine:集まれ、医学生!(前編)
【青森】青森県の良医育成支援の取り組みをご紹介!
青森県
青森県では、県内の地域医療に従事する良医を育成するべく、様々な支援を行っています。
医師修学資金
1.県外の医学部・医科大学に在学する、青森県出身の方
2.弘前大学医学部医学科に在学する、青森県出身及び弘前大学推薦の県外出身の方
●貸与額
1.入学金:28.2万円、奨学金:9~15万円/月
2.入学金:28.2万円、授業料:53.6万円/年、奨学金:10万円/月(奨学金は特別枠及び学士枠のみ)
●返還免除の条件
・県外の医学部・医科大学の医学生、および弘前大学医学部の特別枠・学士枠の医学生
卒業後、貸与期間の1.5 倍の期間を県の指定する医療機関で勤務
・弘前大学医学部の一般枠の医学生
卒業後、貸与期間の1.0 倍の期間を県の指定する医療機関で勤務
地域医療体験実習(通年実施)
青森県は医師が不足しており、医師の確保が大きな課題です。医学生の皆さんに本県の地域医療への理解を深めてもらい、将来的に地域医療を担う医師になっていただきたく、体験実習を実施しています。出身地、大学は問いません。
●実習時期
随時(概ね1週間から1か月間の実習)
●宿泊先:実習先が用意します。
●旅費:大学と実習先間の往復旅費を県が支給します。(レポート提出後)
青森県で研修しませんか?
青森県には14の医師臨床研修病院があり、多様なプログラムを用意しています。症例が豊富、手技などを数多く経験できるという魅力もあります。
また研修病院が連携し、研修医セミナーやワークショップを開催し、研修医のスキルアップに取り組んでおり、研修医同士の交流も盛んです。
青森県は春夏秋冬、季節の移り変わりがはっきりしているので、季節季節の美しい自然を味わうことができます。縄文の昔から先人たちが築き上げてきた文化と伝統が息づいており、弘前城などの名所・旧跡、青森ねぶたに代表される祭や郷土料理など地域ごとに特色のある文化が形成されています。自然が豊か、食べ物がおいしい、水がおいしい、酒がおいしい、そして何より「人」が温かい青森県で充実の研修ライフを過ごしてみませんか。
●お問い合わせ先
青森県医療薬務課良医育成支援グループ
E-mail:iryo[a]pref.aomori.lg.jp([a]をアットマークに変えてください)
【富山】
県外医学生の病院見学・受験にかかる旅費の一部を助成しています
富山県
富山県では、県内の臨床研修病院に病院見学や採用試験の受験に来られる医学生のみなさんに旅費の一部を支給しています。
ぜひ、北陸新幹線開通でにぎわう富山県へ、病院見学にお越しください。
病院見学・受験旅費助成
●対象
富山県外の大学に在籍する医学生(4~6年生)
●支給条件
富山県内の臨床研修病院を2か所以上見学または受験すること(1名につき、年2回まで申請できます)
●支給額
大学所在地 | 支給額 |
石川県 | 5千円 |
福井、新潟、岐阜、長野県 | 1万円 |
関東、近畿、その他中部地方 | 2万円 |
その他地域 | 3万円 |
●手続き
富山県のWEBページからダウンロードした「証明書」を持って病院見学・受験を行い、病院担当者に必要事項を記載してもらってください。後日、必要書類を富山県臨床研修病院連絡協議会へご郵送ください。
●問い合せ・申し込み先
富山県臨床研修病院連絡協議会事務局(富山県厚生部医務課内)
〒930-8501 富山県富山市新総曲輪1-7
TEL:076-444-3218
E-mail:doctor-t[a]esp.pref.toyama.lg.jp([a]をアットマークに変えてください)
WEB:http://www.pref.toyama.jp/sections/1204/kyogikai/toyama-imu/
Facebook:「富山県臨床研修病院連絡協議会」で検索してください。
医学生向けイベントの開催
来年度の情報は随時WEBでご紹介していきます。
●病院合同説明会(例年3月開催)
県内全ての臨床研修病院が一堂に会し、4~5年生を対象とした病院説明会を開催します。研修医や指導医による講演会・説明会に加え、交流会も開催予定です。
●レジデントカフェ(例年6月開催)
お菓子や飲み物を楽しみつつ、研修医と気軽にお話しできます。研修プログラムはもちろん、病院選びや日々の生活についても聞けます。(平成27年度は富山大・金沢大・金沢医科大で開催)
●病院見学会(例年8月開催)
複数のコースから好きなコースを選択し、1日に2か所の臨床研修病院を見学します。
●病院合宿(例年8月開催)
興味のある病院を1泊2日で見学します。施設見学やシミュレーター実習、研修医の診療見学、当直室での宿泊などが体験できます。
Cytokine:集まれ、医学生!(後編)
【島根】島根の地域医療を担う人材を支援します!
島根県健康福祉部医療政策課医師確保対策室
島根県では地域医療を志す医学生・医師を対象として、様々な支援制度を設けています。
医学生地域医療奨学金(全国大学枠)
●対象
全国の大学医学部在学の1~6年生(自治医科大学医学部を除く)
●貸与額
入学金相当額(入学年のみ)282,000円
月額100,000円
※貸与期間は大学の課程を修了する月まで
●返還免除の条件
大学卒業後、貸与期間の2倍の期間内に、貸与期間と同年数、指定医療機関(県内の公的病院、地域医療拠点病院、臨床研修病院等)に勤務(貸与期間の2分の1に相当する期間は、県内過疎地域の指定医療機関に勤務)した場合、返還が免除されます(臨床研修を県内の医療機関で行った場合、勤務年数に含みます)。
春季・夏季地域医療実習
医学生のみなさんに島根の地域医療に対する理解を深めていただくため、中山間地域や離島の医療機関での医療実習を実施しています。
●対象
島根県出身の自治医科大学医学生、島根県から奨学金の貸与を受けた医学生、島根県の地域医療に興味をもつ医学生
●実施時期
年に2回、春休みと夏休みの期間に実施
●研修地域
松江、雲南、出雲、大田、浜田、益田、隠岐島後、隠岐島前
●実習費用
旅費(宿泊費等含む)を支給します。(実習期間中は損害保険等に加入)
地域医療に従事する医師をサポートします
島根県では、離島・へき地等の公立医療機関に勤務する医師が休暇や学会出張等を希望する際には、県立中央病院等から代診医を派遣し、休暇を取りやすいような仕組みをつくっています。
また、地域医療に興味はあるものの、いきなり地域へ赴任するのは躊躇される方のために、研修サポート制度(地域勤務医師確保枠)を設けています。この制度は、地域で勤務する前に県立中央病院で1か月から2年程度の研修を受け、その後に研修期間と同期間、地域の医療機関に勤務していただくものです。赴任先は研修中に選定することも可能です。
島根県内には中小規模の病院が多く、そのぶん若手の医師にとってはきめ細かい指導を受けられるという利点があります。自然豊かな島根の土地で、 人や地域とのつながりを重視した医療を行ってみませんか。
【鹿児島】鹿児島での臨床研修の魅力をお伝えします!
鹿児島県初期臨床研修連絡協議会
当協議会では、1年に2回、医学生を対象とした「臨床研修病院合同説明会」を開催しています。医学生は無料で参加でき、事前の申込みも不要です。
今年度の説明会は終了しましたが、次回の日時等が決まりましたらWEBページでご案内しますので、ぜひお越しください。
●プログラム
・概要説明
医師臨床研修制度について概要を説明します。
・研修医による発表~研修病院の選び方~
県内で奮闘中の研修医が、「どのようにして研修先を決めたのか?」「医学生の頃、どのようにして見学する病院を選んだのか」などについてトークセッションを行います。
・県内基幹型臨床研修病院による個別説明
県内にある基幹型臨床研修病院がブースを構え、研修医や指導医が個別に病院の研修プログラムや研修生活について説明します。説明を聞きたい病院が決まっていない医学生には、コンシェルジュが御相談に対応いたします。
・情報交換会
フリーで話ができる時間です。個別説明会で聞けなかったことなどを、病院関係者に気軽に聞いてみてください。
●今年度の開催状況
・平成27年度第1回合同説明会
7月10日(金)16:30~19:30@鹿児島大学医学部鶴陵会館
・平成27年度第2回合同説明会
8月21日(金)15:00~18:30@サンプラザ天文館
※第2回合同説明会の前日には、県内の基幹型臨床研修病院をバスで巡る「鹿児島県臨床研修病院見学ツアー」を開催しました。
鹿児島県初期臨床研修連絡協議会とは?
県内全ての基幹型臨床研修病院、鹿児島県医師会、公的病院会、全日本病院協会鹿児島県支部、鹿児島大学などが一体となって発足した組織です。各種説明会や見学ツアーを実施することで、鹿児島の臨床研修の魅力を発信しています。また研修医向け研修会や指導医養成講習会を開催し、鹿児島で充実した研修を受けることができるようサポートしています。鹿児島県の臨床研修に関することは「鹿児島県初期臨床研修連絡協議会」で検索!



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- 医師への軌跡:草場 鉄周先生
- Information:Autumn, 2015
- 特集:認知症があたりまえの時代
- 特集:目の前の人に向き合い、したいことを手助けする
- 特集:ケース・スタディ 滋賀県東近江市永源寺地区 ①認知症の人と関わるチームの姿
- 特集:ケース・スタディ 滋賀県東近江市永源寺地区 ②認知症の人の暮らしの実際
- 特集:ケース・スタディ 大分県由布市 認知症で困っている人に関わる
- 特集:人と人との関係が認知症の人を支える
- 特集:認知症と共生する社会へ 経済界・企業トップ×日本医師会役員対談
- 同世代のリアリティー:大学生のレンアイ事情 編
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- 10年目のカルテ:放射線科 奥田 花江医師
- 10年目のカルテ:放射線科 永井 愛子医師
- 日本医師会の取り組み:医療事故調査制度の創設
- 日本医師会の取り組み:医師主導による医療機器開発への支援
- 医師の働き方を考える:離れた地で、ともに医師として働き続ける
- 医学教育の展望:「経験から学ぶ」環境で、学生を育てる
- Cytokine 集まれ、医学生!
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