交流ひろば

「良い医師」になろう

埼玉医科大学 SAT Saitama Academic Team

私たち埼玉医科大学SATは今年で発足4年目、まだまだ発展途上の部活です。「各々が“良い医師”を目指す」というモットーのもと、医学を中心に学びを深める活動は広範囲に及び、今までに家庭医療・救急医療・東洋医学と様々な分野を学んできました。「良い医師とは何か」という問いは、6年かけても解くことのできない奥深いものです。仮に解けたとしても理想と現実のギャップに悩むことでしょう。しかし、この課題に対して学生のうちから向き合うことは、患者さんへの誠実さに通じるはずだと我々は考えています。

勉強会で蓄積した学びの成果は、毎年度末に開催される学術大会で発表をします。授業の枠に囚われない各々の発想力がここで発揮されます。今年度は多職種連携・症候診断学・コーチングに関してのセッションを催しました。本年度も来る3月に大会を開催する運びとなりましたことをこの場を借りてご報告いたします。

埼玉の西部に位置する我々の大学は他学からは地理的に孤立していますが、自然に囲まれた環境だからこそ想像力の翼を広げ皆で学んでいくという埼玉医科スタイルがここにはあります。学生のうちにしかできないこと、学生だからできる自由な発想を大切に、これからも我々の探訪は止まるところを知りません。

SATの活動に興味のある方は、以下のメールアドレスにお気軽にご連絡下さい。部員一同心よりお待ちしております。

E-mail:moshinoadress[a]yahoo.co.jp(鳥越)([a]をアットマークに変えてください)

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友情の輪を世界へ

福岡大学医学部英語研究会 ESS

福岡大学医学部英語研究会(以下ESS)は、1976年に創設されて以来、これまで100名以上のOB・OGを輩出している歴史ある愛好会です。私たちは“楽しみながら英語を学ぶ”をモットーに、毎週ネイティブの講師を活動に招き、春は久留米大学との合同スピーチコンテスト、秋は関東圏の大学も参加するBMC(基礎医学研究発表会)への参加を見据えて活動しています。さらに昨年度からは、英語での問診練習を取り入れ、医学生として英語での表現力を高めることにも力を入れています。

もちろんESSの活動は国内だけにとどまりません。交換留学の受け入れや海外への留学によって、世界中の医学生との言葉や文化を越えた交流も行っています。海外からの留学生との交流のなかで、彼らが日本人にはない強い個性を持ち、医師という職業や自分の国に対する強い誇りを抱いていることに気づかされます。世界中の、志を同じくする友人たちとのかけがえのない出会いこそ、私たちESSの最大の魅力です。

私たちが現在このような経験ができるのは、これまで愛好会を支えてきた多くの先輩方や周りの方々の支援・協力のおかげです。先輩方が築いてきたこの場所と、世界中に広がる友人たちとの縁を大切にしながら、今後もより学びの多い環境を築いていくことができればと思います。

Friendship is a miraculous thing and is the key to world peace.

文責:ESS部長 3年 小田 直樹

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大阪大学医学部中之島祭2014 ~そういえば、医だった。~

中之島祭実行委員会

2014年11月16日に、大阪大学吹田キャンパスにて、中之島祭を開催いたしました。当日は秋晴れの空のもと、近隣住民や大学生、家族連れなど多くの方々にご来場いただき、学祭は大盛況のうちに終わりました。今年度は医学部だけでなく歯学部・薬学部などとも協力し、実行委員も150名を超えました。模擬店や展示・企画なども昨年度より規模を拡大し、多くの方に楽しんでいただける学祭になるように半年以上前から準備をしてきました。

毎年人気の吉本お笑いライブには矢野・兵動、銀シャリ、和牛の3組にご出演いただき、有名なお笑い芸人のライブを間近で無料で見られるということで、今年度も非常に盛り上がりました。また講演会には医師であり、かつ有名作家でもある宋美玄先生と久坂部羊先生をお招きしました。宋先生には「間違いだらけのオンナの常識」を、久坂部先生には「医師が筆を執るとき」をテーマに、医療現場での経験を踏まえたお話をしていただきました。どちらの講演も、普段大学の講義ではなかなか聞けないような興味深い内容で、多くの方に楽しんでいただきました。他にも、特に近隣のご年配の方にご好評いただいている無料健康度チェック、家族連れに人気の医療機器体験やお化け屋敷など様々な企画がありましたが、いずれも大成功に終わりました。

来年度の中之島祭も11月中旬に大阪大学吹田キャンパスにて開催予定です。医学部主催の学祭として今年度以上に盛り上がり、多くの方に楽しんでいただけるものになることと思います。来年度の中之島祭にもぜひお越し下さい。

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No.12